プライドが高いの

プライドが高くて困っている人は「とりあえずやり終えてみる」をモットーに! - 発声練習
http://d.hatena.ne.jp/next49/20091105/p1

自分はそんなにプライド高いとは思わないけど、すごくわかります。 誰だって恥かきたくないし練習してるところ見られるのは嫌だもんね。
ジャンプとか読んでると、天才肌の主人公がたくさん出てくるので小さい頃にふれると自分も出来ると錯覚してしまうのかもね。 万能感っていうのだろうか。
実際できない所を人に見られるのはとても嫌だよなあ。

自分はだいぶ前にスノーボード始めたばかりの頃にスキー場にいってさんざんな目に遭ったことを思い出した。 やる前はかっこよく滑ったり、飛んだりと頭の中ではすげー自分像があるんだけど、実際行ってみて挫折するわけだ。 リフトから転ばずに降りれないし、降りたらおりたでみんなが見ている中転びながら降りていかないと帰ることさえ出来ないのだ。 だから初心者はリフトの上から、後ろからみんなに転ぶ姿を見せながら降りていく。 それが嫌な人はそれでおしまいになってしまう。

そこで止めないで続けていると、ころんだりしているうちにだんだん滑れるようになってくる。 すこしでも上達がわかると人の目は気にならなくなってチャレンジしてみたりする。 チャレンジした結果転んでみても恥ずかしくなかったり。 少しでもうまくなるととたんに楽しくなってくるもので、そうなるとさらに上達する。 そうやって何シーズンかすると比較的うまい方になってくるわけで。 ようやく下手な人たちの転ぶ姿を見ながら、うまいところを見せつけて滑ることができたわけで。

上のプライド高い人ってのは単に経験が少ないんだろう。 やらなきゃならんときってたいてい自分の外からの圧力だったりする。 そういう仕事とか場面を与えられていないからなのかな。
前に先輩プログラマーに、仕事で締め切りが来てせっぱつまらないとなかなか覚えないよとか言われ、実際に自分も締め切りに追われることでいろんな事を覚えた(血肉になった)。

つまり必死さが足りないんだ。 スキー場じゃないけど転んででも降りていかないと家に帰れないという状況に身を置いてみるのがいいのかもと。